セブンイレブンは、2019年2月末時点で米国9,682店舗を含め海外だけで70,000店舗以上あるそうです。世界中でコロナ感染が拡大中のため、来期の業績予想は見送りとなりました。国内では百貨店など大型店舗の売上が減少しているようですが、巣ごもり消費需要でネット注文が好調のようです。セブン&アイの決算内容を簡単に調べてみました。

2020年2月期の決算発表内容

セブン&アイの株価と利回りです。
●2020年4月17日終値:3708円
●配当:95円
●配当利回り:2.5%
●PER(株価収益率):15.15倍
●PBR(株価純資産倍率):1.22倍

↓現在のチャートの動き。現在の株価はコロナの影響折込済?(@_@)

営業利益は過去最高益

連結業績です。国内、海外コンビニ事業、その他子会社など含めた業績です。

●営業収益6兆6443億5900万円 -2.2%減
●営業利益4242億6600万円 +3.1%増
●経常利益4718億7200万円 +2.8%増
●親会社株主に帰属する当期純利益2181億8500万円 +7.5%増

営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は過去最高益です。

損益計算書

営業収入(前期比+2.4%)の増加で、営業利益が前年比が+となったようです。
※営業収入…(株)セブンイレブンジャパンと米国連結子会社の7-Eleven, Inc.はフランチャイジー(加盟店)からのチャージ収入。

昨年に比べると特別損失が減少したため当期純利益が前期比+となりました。

バランスシート

〇流動資産2兆4719億2100万円>流動負債2兆1571億7200万円
〇固定資産3兆5225億4100万円<固定負債1兆824億9200万円+純資産2兆7572億2200万円

流動比率114%=流動資産÷流動負債×100
自己資本比率45%=純資産÷総資産×100

コンビニ企業3社(ローソン、ファミマ、セブン)の中では1番自己資本比率が高いです。前期は46%でした。

ROE(自己資本利益率)8.5%=当期純利益÷純資産
ROA(純資産利益率)3.9%=当期純利益÷総資産

キャッシュフロー

・営業キャッシュフロー→プラス
・投資活動キャッシュフロー→マイナス
・財務活動キャッシュフロー→マイナス

◎営業活動のキャッシュフローの主な増減は、税引前利益と減価償却費でプラス。(減価償却費が税引前利益内で収まっています。他コンビニ2社は減価償却費が税引前利益より多かったのが気になりました…)

◎投資活動のキャッシュフローは有形固定資産の取得、無形固定資産の取得による支出などでマイナス。
◎財務活動のキャッシュフローは短期、長期借入金返済などでマイナス。

優良企業型のキャッシュフローです。

事業別利益

●営業利益前年比+プラスの事業
・国内コンビニ事業 前年比+4.0%
・海外コンビニ事業 前年比+10.6%
・スーパーストア事業 前年比+0.6%
・金融関連事業 前年比+1.4%

国内コンビニはキャッシュレスポイント還元の追い風で前年比+。国内、海外コンビニ事業は今期の業績にコロナショックの影響が見られませんでした。来期は大きく影響するのではないでしょうか。
↓世界合計91,129店舗(2020年2月末時点)
・日本:20,955店舗
・海外(北米、韓国、中国、台湾、タイなど):70,174店舗

セブンペイが廃止となりましたが金融関連事業は前年比+。セブン銀行が好調かどうかの情報はありませんでした。セブン銀行の決算発表は5月8日の予定です。

●営業利益前年比-マイナスの事業
・百貨店事業 前年比-78.7%
・専門店事業 前年比-29.8%
・その他の事業 前年比-41.5%

百貨店事業は消費税増税やインバウンド需要の減少で大きく前年比-。専門店事業(赤ちゃん本舗、ロフトなど)も前年比-。マイナスとなっている事業は全体の利益に占める割合が少ないので連結業績に大きく影響しなかったようです。

まとめ

過去最高の営業利益を更新しましたが、来期の業績予想は未定とのことで株価は様子見状態となっています。コンビニ企業3社を確認したところ、日本国内のコンビニは飽和状態なので売上も前年並みになってきているように思えました。

これでコンビニ企業の確認は終わりです。あ!まだミニストップが残っていた…(@_@)