コロナショックで株価が低迷中の良品計画決算発表がありました。全970店舗中、中国本土の店舗が273店舗で全体の約3割を占めるので、中国でコロナウイルス発生当初から不安視されていました。

2020年2月期の決算の内容を簡単に調べました。弱い脳ミソながらも貸借対照表、損益計算書、キャッシュフローの分析ができるよう練習しています<m(__)m>

2020年2月期の決算発表内容

良品計画の株価と利回りです。
●2020年4月10日終値:1,080円
●配当:1株36.4円(2020年8月期は未定)
●配当利回り:3.3%

↓現在のチャートの動き。前期比2ケタ伸長していた売上高が1ケタになったため株価が低迷、コロナショックでさらに下落。

コロナショックで良品計画の株価が900円台になった

売上高は1ケタ伸びも営業利益が2ケタ減益

営業収益(売上)は前期比7.1%増、営業利益は18.7%減、経常利益は20.7%減です。売上は増加していますが、費用が大きく増えたため利益が減少しています。

バランスシート

〇流動資産1712億7900万円>流動負債630億4800万円+固定負債349億7100万円
◎固定資産1352億3300万円<純資産2084億9200万円

◎流動比率271%=流動資産÷流動負債×100
◎自己資本比率68%=純資産÷総資産×100

現在のところ流動資産の方が負債より多いため〇です。流動資産の現金が減少し、商品が多くなっているのが気になります。(商品が売れなければ現金化されません)

固定資産を完全に純資産でまかなっており、財政状態は問題ありません。

前年に比べると、固定資産、買掛金、リース債務が増えたため資産が増加しました。成長ではなく「太ってしまった」ようです(*_*)

損益計算書

売上は増加していますが、販管費が大きく増えたため利益が昨年比マイナスとなりました。販促による広告宣伝費、シンガポールやオーストラリアで物流費等が増加したこと、人件費、新店や改装にかかった費用=減価償却費の増加が原因のようです。

キャッシュフロー

・営業キャッシュフロー→プラス
・投資活動キャッシュフロー→マイナス
・財務活動キャッシュフロー→マイナス

◎営業活動のキャッシュフローは棚卸資産の増加がキャッシュを圧迫気味ですがプラス。
◎投資活動のキャッシュフローは定期預金の預け入れ、有形固定、無形固定資産の取得によるマイナス。
◎財務活動のキャッシュフローはリース債務の返済、配当金の支払でマイナス。

優良企業型のキャッシュフローです。

商品別売上

衣服と食品は好調ですが、生活雑貨が苦戦しています。全てのカテゴリで売れるのはなかなか難しいようです(*_*)個人的にニトリ、ダイソー、セリアなどの競合が多いのが原因と考えます。中国のSNSでは、無印良品のおかきやクッキーなどのお菓子が人気です(^^)/

まとめ

決算期が2月末から8月31日に変更になる予定だそうです。2020年8月の配当は未定、業績予想も未定です<m(__)m>日本国内も外出控えで売上の厳しい状況が続いています。減配の可能性があります。

利益は減少しましたが、売上は落ちていません。良品計画のファンが多いのでコロナウイルス終息後には売上が伸びるのではないでしょうか ^^)