産業ロボット大手メーカー、ファナックの2020年本決算内容を簡単に調べてみました。機械分野は疎いので、工場の中で動いている機械ロボットのほとんどがファナック製だというイメージです((+_+))調べた結果→大企業のバランスシートは固いです。さすがです<m(__)m>

自分の株式ポートフォリオはボロボロで、もう嫌になっています( ;∀;)含み損解消待ちで、暇つぶしに決算読みの練習…(@_@)これも飽きつつある…。

2020年3月期の本決算発表内容

ファナック6954の株価
●2020年4月24日終値:14855円
●配当:300(普通229.14、特配70.86)
●PER(株価収益率):40.82
●PBR(株価純資産倍率):2.11

配当は毎年、配当性向60%を目安に変更されます。
※配当性向(%)=配当金÷当期純利益×100

↓現在のチャートの動き。
2018年1月対米貿易黒字最高額を発表した中国に対し、トランプ大統領が輸入品の追加関税を発表。それから米中貿易戦争が勃発。ファナックの株価は、中国向け機械受注減少の懸念から下落したもよう。

大型工場のスポット受注があれば、その年の業績が伸び、無ければ下がるという感じでしょうか。値動きに安定感がありません。コロナショックで12,020円まで下落しました( ゚Д゚)

売上高、営業利益昨年比マイナス

連結業績です。決算期間は2019年4月1日~2020年3月31日までです。

↓昨年比
●売上高 5082億5200万円 -20%減
●営業利益 883億5000万円 -45.9%減
●経常利益 1028億1600万円 -44%減
●親会社株主に帰属する当期純利益 733億7100万円 -52.4%増

利益は昨年の約半分になっています<m(__)m>

損益計算書

売上高は20%減ですが、売上原価は11.8%減、販管費は9%減となり営業利益が大幅に減少しました。

営業利益=売上高―(売上原価+販管費)

コロナショックで売上より利益が大幅に下がる企業が増えそうです。
それとも解雇して人件費削っていくのだろうか…(@_@)

バランスシート

◎流動資産7703億8000万円>流動負債1009億6300万円
◎固定資産7421億1900万円<純資産1兆3628億6500万円

流動比率763%=流動資産÷流動負債×100(前年503%)
自己資本比率90%=純資産÷総資産×100(前年88%)
ROA 4.9%(純資産利益率)=当期純利益÷資産(前年9.5%)
ROE 5.4%(自己資本利益率)=当期純利益÷純資産(前年10.7%)

流動負債が前期より25%減少しました。
固定資産を完全に純資産でまかなっており強固なバランスシートです(^^)/

決算書を読み始めて数社目ですが、自己資本比率90%の企業は初めて見ました。
利益剰余金(内部留保)は1兆3511億2200万円です。固い!

キャッシュフロー

・営業キャッシュフロー→プラス
・投資活動キャッシュフロー→マイナス
・財務活動キャッシュフロー→マイナス

◎営業活動のキャッシュフローの主な増減は、税引前利益と減価償却費の計上プラス。
◎投資活動のキャッシュフローの主な増減は有形固定資産の取得でマイナス。
◎財務活動のキャッシュフローの主な増減は配当金の支払い、自己株式の取得でマイナス。

無借金です<m(__)m>
優良企業型のキャッシュフローです。

セグメント事業ごとの売上高

●事業別売上高と昨年比
・FA(工作機械) 1432億円 -32%
・ロボット 2025億円 -7%
・ロボットマシン 749億円 -35%
・サービス 976億円 -5%

米中貿易摩擦の影響で、中国市場の機械需要が低下しました。
また、世界的に自動車関連の投資が低下しています。

●地域ごとの売上高と昨年比
・国内 1171億円 -22%
・米州 1251億円 -3%
・欧州 992億円 -19%
・中国 886億円 -27%
・他アジア 744億円 -33%

世界中にファナック製のロボットがあるとは!( ゚Д゚)国内より海外の方が圧倒的にシェアが大きい((+_+))

まとめ

来期2021年第2四半期の業績予想は当期純利益、前年同期比-59.2%です。
(4月25日決算発表時点)

ファナックを見習って、予期せぬ事態に備えて固く貯蓄しなければ!と思いました…((+_+))