消費税増税で店内飲食は10%課税となりましたが、外食企業のドトール・日レスホールディングスの決算は増益でした。来期はコロナ禍の影響を受ける企業が多くなるため、優待改悪リスクを避けるためにも決算チェックが必要です。ドトールの決算内容を調べたところ、素人の目から見ても倒産確率ゼロでした<m(__)m>

2020年2月期の本決算発表内容

ドトール・日レスホールディングス3087の株価と利回りです。
●2020年4月20日終値:1,679円
●配当:34円
●配当利回り:2.0%
●株主優待:100株で1000円相当の優待カード
●PER(株価収益率):16.85倍
●PBR(株価純資産倍率):0.7倍

↓現在のチャートの動き。
2018年、2019年は2期続けて営業利益が前年比マイナスで下落傾向になる。

売上高、営業利益は前年比プラス

連結業績です。決算期間は2019年3月1日~2020年2月29日までです。今期の業績はコロナ感染の影響を受けていません。

↓前年比
●営業収益1311億9300万円 +1.5%増
●営業利益102億8900万円 +1.4%増
●経常利益102億8700万円 +0.2%増
●親会社株主に帰属する当期純利益60億5800万円 +2.4%増

損益計算書

営業外費用の為替差損が増えたため、経常利益の伸び率が下がっています。
固定資産売却益、債務免除益などの特別利益が昨年より多いため当期純利益が増加しました。

●売上高営業利益率=営業利益÷売上高(値が大きいほど収益力が高い)
今期:7.8%
前期:7.8%

2020年同業種コメダ珈琲の売上高営業利益率は25%でした。コメダは原価が低い(食材のコストが低い)ため利益率が高いとも考えられます。自分は食事がマズ〇ても居心地の良いコメダに行くことが多いです<m(__)m>

バランスシート

◎流動資産544億5300万円>流動負債176億4200万円
◎固定資産765億8900万円<純資産1061億3900万円

流動比率308%=流動資産÷流動負債×100
自己資本比率80%=純資産÷総資産×100

固定資産を完全に純資産でまかなっており非常に強固なバランスシートです(^^)/

ROA 4.6%(純資産利益率)=当期純利益÷資産
ROE 5.7%(自己資本利益率)=当期純利益÷自己資本(純資産)

4/30に自社株を500万株消却すると発表がありました。自己資本が減少することでROEが上昇します。

キャッシュフロー

・営業キャッシュフロー→プラス
・投資活動キャッシュフロー→マイナス
・財務活動キャッシュフロー→マイナス

◎営業活動のキャッシュフローの主な増減は、税引前利益と減価償却費などでプラス。
◎投資活動のキャッシュフローは有形固定資産の取得、無形固定資産の取得による支出などでマイナス。
◎財務活動のキャッシュフローはリース債務返済などでマイナス。借入金なし!

優良企業型のキャッシュフローです(^^)/

事業別利益

●セグメントの主な事業
・日本レストランシステムグループ…星乃珈琲店、洋麺屋五右衛門など
・ドトールコーヒーグループ…ドトール、ドリップコーヒー、チルド飲料など
・その他…海外子会社の店舗・卸売など

●セグメント別利益
・日本レストランシステムグループ 前年比+1.9
・ドトールコーヒーグループ 前年比+5.0
・その他 前年比+2.1%

新商品やコンビニエンスストア向けのチルド飲料が好調でした。2019年は大流行したタピオカも好評でした。あ゛~、HPのメニューを見ていたら、ミラノサンドが食べたくなってきた(@_@)やっぱりドトールは軽食もコーヒーも美味しいから魅力的<m(__)m>

●グループ合計出店数:2033店舗
日本:2010店舗
海外(シンガポール、マレーシア、台湾、韓国など):23店舗

海外の出店数は少ないので、大打撃はなさそうです。

まとめ

来期の業績予想はコロナ禍で外出規制により休業や営業時間を短縮している店舗もあり、見通しは未定です。

英語が読めればスタバの決算資料も見てみたいです。一体世界に何店舗あるんだろうか…(@_@)