4月8日に発表された、コールセンター業大手のベルシステム24の本決算内容を確認してみました。営業利益が昨年比2桁増となりましたが、通年予想の売上高には及ばず本日の株価は反落となっております。コールセンターへの業務委託は、これから増えていく分野だと思い注目しています(#^^#)

↓疲れた中年の脳ミソにも易しいこちらの本を決算読みのバイブルとしています。2015年版は古いので会計基準IFRSについて触れていませんでした(^▽^;)「決算書はここだけ読もう」著者:矢島雅巳

2020年2月期の決算発表内容

ベルシステム24の株価と利回りです。
●2020年4月9日終値:1,072円
●配当:42円
●配当利回り:3.9%
●PER(株価収益率):11.76倍
●PBR(株価純資産倍率):1.74倍

↓現在のチャートの動き、コロナショックで急降下中です。

売上高と営業利益が増益

売上収益は4期連続で過去最高を更新しております。営業利益が昨年比2桁増ですが、2019年の営業利益が昨年比マイナスだったので、その反動から大幅増となっているようです。

2019年は、その他の費用の大幅増加で営業利益はマイナスとなりました。連結子会社の株式会社BELL24・Cell Product株を譲渡。さらに連結子会社の株式会社ビーアイメディカルCSO事業の譲渡でその他の費用が増えたそうです。売上収益、売上総利益、1株当たりの利益は伸び続けています。

貸借対照表

×流動資産269億5700万円<流動負債379億5800万円
×固定資産1415億5100万円>固定負債810億1300万円+純資産495億3700万円

流動比率71%=流動資産÷流動負債×100
自己資本比率29%=純資産÷総資産×100

ROA 4.2%(純資産利益率)=当期純利益÷資産
ROE 14.3%(自己資本利益率)=当期純利益÷自己資本(純資産)

流動比率100%以下、ROEは高いですが、自己資本比率30%以下でやや安全性に欠けるバランスシートです( ゚Д゚)

キャッシュフロー

・営業キャッシュフロー→プラス
・投資活動キャッシュフロー→マイナス
・財務活動キャッシュフロー→マイナス

◎営業活動のキャッシュフローは税引前利益、減価償却費など
◎投資活動のキャッシュフローは有形固定資産の取得、持分法投資の取得によるマイナス。
◎財務活動のキャッシュフローは短期借入れと長期借入をしているが、借入金の返済の方が多くマイナス。

優良企業型のキャッシュフローです。

業種別売上

キャッシュレス、消費税関連業務、凸版印刷からのスポット業務の継続的な受注で売上を伸ばしています。現在年間売上収益5億円以上超のクライアント数は43社です。

どの業種も増加傾向です。企業は開発と営業のみ、アフターフォローはコールセンターへの流れが進んでいる状態でしょうか(@_@)

コロナショックの影響

2020年第4四半期単体では売上収益が下がっています。設備等の費用が影響したようですが、コロナウイルス感染拡大の影響でインバウンド事業関連の事業が減少しています。

コロナウイルスによる影響で、2021年2月期の業績予想は未定となりました。新規やスポット受注が少なくなると伸びは鈍化するかもしれません。

まとめ

先日、決算内容を確認したニトリはキャッシュリッチで自己資本比率を80%超えるのに、配当利回りは0.6%と少ないですが、ベルシステムは自己資本比率が低いにも関わらず、配当利回りは3.9%もあります(@_@)ニトリはケチだから、お金持ちなのか…と思ってしまいました”(-“”-)”

ベルシステムは成長中のためかバランスシートがやや不安定ですが、感染終息後の伸びに注目したいです(@_@)