エイベックスの2020年本決算内容を簡単に調べてみました。決算発表と同時に敏腕プロデューサー松浦会長のCEO退任ニュースを見て気になりました。コロナ禍でアーティストのコンサートやイベントが中止になり業績が厳しくなっています。株価は下落傾向で高配当利回りとなっておりますが、来期も配当継続となるでしょうか?

2020年3月期の本決算発表内容

エイベックス 7860の株価
●2020
515日終値:865
配当:50
●配当利回り:5.7
PER(株価収益率):37.6
PBR(株価純資産倍率):0.81
●株主優待:100株以上でa-nation優先予約、スマプラミュージック、スマプラムービー

2020年のa-nationは中止となったため、優先予約の特典は受けれなくなりました。
スマプラミュージックはスマホで1年間、エイベックス所属アーティストの曲、約30曲を聴くことができます。面白い優待ですね( ゚Д゚)

↓現在のチャートの動き。コロナ禍では760円まで下落しました。直近の配当は2016年から5年連続年間50円です。

営業利益は2桁マイナス

連結業績です。決算期間は2019年4月1日~2020年3月31日までです。日本基準会計です。

↓昨年比
●売上高 1354億6900万円 -15.4%減
●営業利益 40億3300万円 -43.1%減
●経常利益 30億1700万円 -53.8%減
●親会社の所有者に帰属する当期純利益 △11億200万円 赤字

損益計算書

減損損失に12億5300万円計上で、当期純利益が赤字となりました。

バランスシート

×流動資産5443200万円<流動負債6444900万円
×固定資産6598100万円>固定負債651500万円+純資産4944900万円

流動比率84%=流動資産÷流動負債×100(前年90%)
自己資本比率41%=純資産÷総資産×100(前年41%)
ROA
 0%(純資産利益率)=当期純利益÷資産(前年2.3%)
ROE
 0%(自己資本利益率)=当期純利益÷純資産(前年5.5%)

今期は当期純損失△5億6100万円のためROAROEの算出をしていません。
流動比率は100%以下、固定資産が自己資本でまかなえきれておらず安全性に欠けるバランスシートです<m(__)m>

キャッシュフロー

・営業キャッシュフローマイナス-403200万円
・投資活動キャッシュフローマイナス-344400万円
・財務活動キャッシュフロープラス265900万円

△営業活動のキャッシュフローの主な増減は、税引前利益が前期より-87%減少でマイナス。
〇投資活動のキャッシュフローの主な増減は有形及び無形固定資産の取得による支出でマイナス。
△財務活動のキャッシュフローの主な増減は、短期借入金85億円増加でプラス。

資金を調達し積極的に投資を行っている一発逆転型のキャッシュフローです<m(__)m>

セグメント別営業利益

↓営業利益と前年比
・音楽事業…26億5400万円 -60%減
・アニメ、映像事業…8億2400万円 +169%増
・デジタル事業…19億5600万円 +20%増
・海外事業…-6億7300万円 +55%増
・テクノロジー事業…-9億6100万円 -90%減
・その他…2億1400万円 -50%減

音楽事業の減少は、音楽ソフト作品の販売やライブ公演数の減少によるものです。デジタル事業の増加は映像ソフト作品の販売増加によるものです。

まとめ

コロナ禍で来期の業績、配当は未定となっております。財務状態を見ると厳しそうです<m(__)m>

株主優待のスマプラミュージック、スマプラムービーは音楽ファンなら嬉しい優待だと思いました!