2019年8月13日にパンパシフィックホールディングス(旧ドン・キホーテ)の2019年6月期、本決算発表がありました。同時に大原社長の退任発表がされました。30期連続の増収増益、売上高1兆円の目標を1年前倒しで達成したにも関わらず、決算発表後に株価は暴落しております。約1年パンパシ株を保有し、毎日株価を眺めております。業績好調なのに下落するとは予想外でした…

決算発表直前まで7100円あった株価が現在6210円まで下落しました。
(約900円のマイナスです…)エグイっ!

売上高最高値更新中なのになぜ??、とうろたえました。
調査して行くうちに、下落の要因が判明しましたのでレポートします。
素人の憶測 😆 が含まれておりますことを、ご了承ください。

企業予想と市場予想のギャップ

↓2019年6月期のパンパシHDの決算発表です!

・売上高1兆3289億円(前期比41%増)
・営業利益631億円(前期比22.4%増益)
・純利益483億円(前期比32%増)

30期連続の増収増益!!
株価も過去最高の値になるのでは??

と思ったド素人の私はアフォ・・・

↓証券アナリスト、西村剛様の記事参照
・好決算なのに株価が下がる原因→株価は決算で決まるものではない!
・「大事なのは、決算内容が市場期待と比べてどうだったか」

今期業績が増益でも、企業予想が市場予想より悪ければ失望売りとなる!
と書かれておりました。

→実際に、企業予想が市場予想より悪く、株価が大幅に下落しました。
8月14日の日本経済新聞の記事です。
<東証>パンパシHDが6カ月半ぶり安値 今期営業増益も市場予想未達、利益率低下も嫌気
今期(2020年6月期)の連結営業利益が前期比5%増の660億円になりそうだと発表した。市場予想の平均であるQUICKコンセンサス(7月16日時点、9社)の739億円を1割強下回り、嫌気した売りが出た。

インバウンド消費の低下

中国人観光客の爆買いピークが低下しています。最近ニュースでよく見るようにモノからコトへの消費に変わってきているようです。
日本国内でのインバウンド消費顧客は中国と韓国の割合が高いのですが、日韓問題(輸出規制によるホワイト国除外)で韓国人観光客が激減し影響を受けているようです。

外国人持株比率が高い

パンパシ株の外国人持株比率は64.6%です。

↓俺株サイト様、記事参照
海外投資家は日本の投資家以上にアメリカ市場の影響を大きく受ける傾向があります。そのため海外投資家が多くの株を保有している銘柄の値動きは、アメリカ市場の動きに特に連動しやすいと言えます。

日本の市場で影響力を持っているのは海外の機関投資家です。日本人ひとりで立ち向かわず、海外投資家が作る流れにのっていくのが正解だそうです。

決算発表後の株価下落は、アメリカ市場暴落の流れをも引き継いでいると言えそうです。

大原社長の退任発表

パンパシのホームページで大原社長のスピーチ動画が掲載されております。大原社長は、自身は国内グループの事業からすべて撤退すると宣言しました。

YouTubeで大原社長を見てから、お茶目な姿や話し方、考え方にファンになっていましたのでとてもショックです!決算による株価下落よりショックです!
社長の退任で失望した投資家もいるのではないでしょうか。

動画での社長のスピーチ内容をまとめました。

アメリカ事業の拡大

安田会長が退任して、ASEAN地域の事業展開進出に専念したように、自身はアメリカの事業展開に専念して行くと発言しました。米国の巨大小売企業と戦うなんてスゴイ!!

↓アメリカの巨大小売企業(リアル店舗)

・ウォルマート
・ターゲット
・トレーダージョーズ
・ホールフーズマーケット

・TJMAXX
・コストコ

アメリカでユニクロや無印良品が人気になったように、ドン・キホーテが話題になる日が来るのでしょうか。楽しみです。

EC事業から完全に撤退した

2018年5月31日から国内のEC事業(ネット通販)から撤退しました。
EC事業ではなく、リアル店舗を強みとして事業を展開していくと宣言しました。
(海外発送専用で日本国内への販売は行っていないサイトが存在します。
知りませんでした。発送料も安いです。多言語対応です。)

アマゾンサバイバーとして戦う

大原社長はアマゾンには勝てないと判断しました。
「アマゾンサバイバー」として戦っていくのだそうです!

リアル店舗の独自性をブラッシュアップして、集客力を高める努力をしていくという力強いスピーチでした!

アリババがアマゾンを真似した、失礼、お手本にしたように、ドン・キホーテをお手本にする中国企業が出てきそうです(笑)。

別サイト記事
Amazonやアリババとは別物? ドンキが目指すデジアナ融合店舗の本質

まとめ

パンパシの株価は下落したものの、ドンキファンとして期待が大きいためこれからも株を手放さず応援したいです!むしろもっと株が欲しい!
自分なりに、まだまだ事業が拡大していくのでは?と思う事案をまとめました。

在留外国人に強い

都会に占める割合が多かった在留外国人ですが、最近では地方でも在留外国人をよく見かけるようになりました。人材不足により製造業に従事するアジア圏の実習生が増加しています。

彼らのほとんどが、日本の物価が高いため外食をしません。下記の店舗で買い物している姿をよく見かけます。在留外国人が増加に伴い消費が拡大しそうです。
特にドンキは店内の多言語対応によりウケが良いです。ドンキの同じスニーカーを履いている姿も見かけます(笑)
・ドン・キホーテ
・業務用スーパー

・しまむら
・ダイソー

東京オリンピックで訪日外国人の売上倍増

ドン・キホーテやコンビニは24時間営業の強みがあります。オリンピックで訪日客の買い物滞在時間が長くなるため、売上が倍増しそうです。
さらに口コミなどで話題性がアップしそうです。

増配に期待

年間配当金は16期連続増配中です。30期連続増収増益のため、増配されることを期待しています。

株式分割で株主増加

2019年9月1日から4分割の株式分割が行われます。
現在の株価が6,200円なので、だいたい1,550円となるのでしょうか。
買いやすい株価→個人投資家が増える→株価上昇!の予感です。

ユニー・ファミマのTOB発表で株価上昇

2018年10月にユニー・ファミマがドン・キホーテに対してTOBを行うと発表してから、株価が高騰しTOB失敗となっております。

2019年6月期の決算発表後にパンパシ株(旧ドンキ)が下落したタイミングで、再度2019年8月16日(金)の取引終了後、ユニー・ファミマがTOBを行うとの発表がありました。

素人の判断からすれば、また株価が高騰するのでは!?と予測しております。
週明けが楽しみです。
塩漬けの株を売り払って、下落したタイミングでパンパシ株を買い増ししておけばよかった…となるのでしょうか。

個人的にファン

私自身、
テレビを見ない→CM見ない
車通勤→つり広告見ない
新聞取らない→チラシ見ない

流行りものにとことん疎くなって来ました。ドン・キホーテに行けば、

・流行りがわかる
・見るだけで楽しい
・気づいたら買っていた

ということが多いです。店頭のポップアップやデジタル映像の宣伝が商品を選ぶ参考になります。店頭で他のお客さんや外国人観光客が大量にカゴに商品を入れている様子を見ると、気になって同じ商品を買ったりします(笑)。

以上、2019年6月のパンパシHD本決算発表を受けての、株価の動向とド素人の感想でした~。